結婚用語 - ドレス編
オーダーレンタル
オーダーで作ったドレスを、挙式後は店に返却するシステム。レンタルと違い新品かつ自分にぴったりのドレスが着られるのがメリット。料金は通常のレンタルドレスより少し高め。
セルドレス
販売している既製のドレスのことで、プレタポルテともいう。既製品だが多少のサイズ直しは可能。輸入品を扱う店も多く、値段もリーズナブルになったが、レンタルと違い小物がついていないので、別途用意が必要。
サイズオーダー
自分のサイズに合わせてドレスを作るシステム。何種類かあるデザインの中から、好きなデザインを選べる。
セミオーダー
サンプルドレスを基本にデザインや素材をアレンジして、製作するドレスのこと。プレタポルテとオートクチュールからくる造語のプレタクチュールともいう。デザインを変えずにサイズだけを合わせる場合はサイズオーダーということもある。注文〜完成までの目安は3〜4ヵ月。
フルオーダー
オーダーメイドのウエディングドレスのこと。デザイナーと打ち合わせをし、希望に沿ったデザイン画を描いてもらい、生地選び・仮縫いを経て完成。制作期間は注文から4〜6ヵ月。手がかかる分料金も割高だが、すべて思い通りのオリジナルドレスが自分のものになるのが魅力。
トレーン
ドレスの引き裾のことで、後ろに長く引きずったスカートの裾の部分をいう。長いバージンロードには長いトレーンがおすすめだが、披露宴会場が狭い場合やガーデンなどを歩きたい花嫁には、トレーンは短めが便利。トレーンを取り外せる2WAYタイプのドレスもある。長ければエレガント、短ければカジュアルでキュートな印象になる。
バッスルスタイル
スカートの後ろの部分にバッスルと呼ばれる腰当てを入れて膨らませたスタイルのこと。
ティアードドレス
フリルや帯状の布が段々に重なり、裾にかけて広がる形のドレス。ティアーは段々に重ねるの意味。
オーバースカート
ドレスのスカート部分の上に、さらに重ねて着るスカートのこと。
Aライン
アルファベットのAのように上部が小さく、ウエスト部分から裾にかけて直線的にスカートが広がるデザインのドレス。ウエストに切り替えがなく縦のラインが強調されるので、背を高く見せる効果がある。比較的体型を選ばず、シンプルで洗練された印象が人気。1955年にディオールが発浮オたライン。
プリンセスライン
ウエストの切り替えから裾に向かって、スカートが大きくふんわりと膨らんだスタイルのドレス。華やかで愛らしさもある。スカートの広がりはパニエで出す。
マーメイドライン
ひざから裾にかけてギャザーやフレアが入ったドレスライン。マーメイドとは人魚の意味。ひざまでは身体に沿っていて、裾が広がった人魚の尾びれのようなスタイル。
スレンダーライン
全体のシルエットが細く、ストレートなデザイン。別名ペンシルライン。あまり広くない会場でも映え、大人っぽい雰囲気になる。
ベルライン
スカート部分にギャザーがたっぷりと入っていて、ウエストから裾にかけてつりがね型のラインを描くライン。プリンセスラインよりボリュームは少なめ。
アンピールライン
バストラインに切り返しがあり、スカートはシンプルなライン。流れるようなシルエットで、ボディラインを気にせずに着用できるデザインが魅力。
2WAY・3WAYドレス
イメージや形を2通り、3通りに変化させられるドレスのこと。装飾を付けたり取り外したりするだけで、簡単にイメージチェンジができる。1枚のドレスで挙式と披露宴を通す場合やレストランウエディングなどで活躍する。髪型やブーケも違うものにすれば、ガラリと雰囲気を変え、異なる印象にできる。
アンサンブルドレス
ボレロとドレスなど、ひと揃いになっていて組み合わせて着用するドレス。
オフショルダー
肩先まで出た襟元で、鎖骨をキレイにみせてきゃしゃなイメージを強調するデザイン。小顔効果あり。
スクエアネック
ちょうど首のつけ根から四角に切り取ったような形をしているネックラインのこと。丸顔もシャープ な印象に。首を長く見せる効果も大。
ハイネック
首にそったスタンドカラーは、神聖なイメージ。首を長く見せたいのなら、胸元までシャープなカットを入れるのも手。
ビスチェ
肩を全部露出して、大人っぽい印象に。ぽっちゃりめの二の腕も出してしまうことで逆にスッキリ見せることができるという効果も。またバストラインの美しさも演出。露出をおさえたいならストールと合わせて。
ホルダーネック
前身頃から続いたストラップやバンドを首に回したデザイン。イブニングドレスに多い、腕や背中が露出する形。いかり肩の人が似合う。
ボートネック
横広がりに開いた襟元は、スタイリッシュな印象に。肩のラインをキレイに見せる。
ラウンドネック
丸く開いた襟元でアクセサリーをあまり選ばないデザイン。開きを深くすると首を長く見せ、大きくすると小顔効果がある。
オーガンジー
シルク・レーヨン・ポリエステルなどに擬麻加工をしたもの。非常に薄地で透けるのが特徴。光沢と適度な張りがあり、スカート部分に何枚か重ねると、やさしく繊細な透明感がでる。
シフォン
粗く平織りにした生地で、薄く透き通っている。透明感があり軽くてやわらかいので、ドレープがきれい。
ジャガード
生地に絵が浮き上がるような織り方のこと。横に幅の広いうねがあり、それが模様のように見える生地。
シルクタフタ
張りのあるパリッとした軽い素材が特徴。ドレープなどの陰影が美しく表現でき、レースとの相性も抜群。
シルクシャンタン
上品な張りと控えめな光沢が特徴。横糸が不規則に節をつくり、クラシックなイメージを引き立てる。
シルクジョーゼット
しっとりとした垂れ感があって、薄く柔らかい素材。歩くと揺れる表情はとてもエレガントな雰囲気。
ベール
チュールレースなどの薄い布で作られたもので、顔を覆うもの。「顔を覆うことによって他人と垣根をつくり、結婚式で夫となる人に初めて顔を見せる」というプロテスタントの考えが一般化された。ベールはトレーンより長いのが正式で、本来、挙式のときだけにつけるものとされていて、披露宴ではベールを付けないのが欧米のルール。
グローブ
ウエディングドレス用の手袋。レンタルドレスにはセットになっているのが一般的だが、手元は注目が集るので、グローブだけ購入する花嫁も多い。2WAYドレスの場合は2種類用意すると、イメージチェンジの効果がよりアップするのでおすすめ。
マフ
毛皮などで作られた円筒形の小物。女性が装飾や防寒のために両手が入れられるようになっている。
パニエ
ドレスの下に重ねてはくアンダースカート。スカートのシルエットを整えたり、ボリュームを調節したりするため、張りのある素材で作られている。スカート状に作られたペチコートタイプが多く、レンタルドレスの場合はドレスとセットになって貸し出されることが多い。スレンダーなラインのドレスには不要。
ブライダルインナー
ドレス用の専用下着で、ブライダル用下着ともいう。ドレスをきれいに着こなすため、一般の下着よりも補整力が高い。ドレスを選ぶ前に購入し、試着時もドレス下着をつけて選ぶのがおすすめ。ランジェリーショップやドレスショップで購入できる。スリーインワン、ロングブラ、ボディスーツ、ウエストニッパーなどドレスのデザインによって適した下着が変わることもあるので、お店で相談してみて。体型カバーのほか、痩せ型の人がメリハリのある体にみせることも可能。また背中が大きく開いたドレス用のVバックのデザインなど用途に応じて様々なバリエーションがある。
スリーインワン
ブライダル用下着の一種でブラジャー・コルセット・ガードルがひとつに組み合わされた下着。バストアップと、ウエストシェイプの効果がある補正下着の役割を持つ。ガーターベルトもつけられる。
アシンメトリー
アシンメトリー(asymmetry)は、左右非対称、不均衡という意味だが、その反対はシンメトリー(symmetry)の左右対称になる。アシンメトリーはアンバランスさ、変化が特長で、オシャレでカッコいい印象を表現したいときのテクニックとして有効。
シンメトリー
シンメトリー(symmetry)は、左右対称という意味だが、その反対はアシンメトリー(asymmetry)、左右非対称、不均衡という意味。シンメトリーは形、位置などが等間隔なのでバランスのとれた安定感を生み出すデザイン。
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