結婚用語 - 披露宴編
ゲストハウスウエディング
ゲストハウスとはヨーロッパ貴族のマナーハウス(屋敷や邸宅を改築したプチホテル)を意味する。最近ではゲストハウス風のウエディング施設も増え、邸宅のような建物のバンケットやガーデンで欧米風のパーティも人気。
ハウスウエディング
一軒家や戸建レストランなどの会場を貸し切って行うウエディングスタイル。自宅に招待するようなアットホームな雰囲気で、他のカップルと顔を合わせることがないのも人気の理由。親族、友人などを各部屋ごとに区切り、新郎新婦が部屋を回るなど、オリジナリティに溢れた演出もできる。
ガーデンウエディング
屋外でおこなう挙式や披露宴のこと。春〜初夏に多く、真夏や冬には向かない。真夏は日射病などならないよう、時間や日除けなどの配慮が必要。また、雨天のために屋内に会場を変更できるよう手配しておいて。
ナイトウエディング
夕方からスタートするウエディングのこと。友人や会社関係中心など招待客のライフスタイルが一致しているならおすすめ。会場のアプローチにキャンドルを配置するなど、幻想的な演出ができる。コストも抑えられるのがメリット。
1.5次会(いってんごじかい)パーティ
披露宴と2次会の中間にあたる、両方の良さを生かしたカジュアルなパーティのこと。友人中心でレストランで行うのが主流で、多くは会費制。海外挙式の帰国後パーティを指す場合もある。
2部制披露宴・2部制パーティ
ゲストをふたつにわけて2度披露宴を開くこと。主に同じ会場を使って、最初に親族を中心とした披露宴、そのあと友人中心の披露宴を行うのが主流。2度目の披露宴は2次会に近いパーティ感覚の雰囲気にすることも多い。1部と2部の間に挙式を入れれば、挙式は両方の招待客が参加可能に。それぞれのゲスト層に合わせた演出、余興ができ、それぞれがお互いに対して遠慮なく楽しめ、通常の披露宴の1.5倍以内に予算を押さえることができるのがメリット。
帰国後パーティ
海外挙式したカップルが帰国後に行う結婚報告パーティ。レストランで会費制で行われるのが主流だが、格式を考慮しつつもカジュアルなパーティを望むなら、ホテルや式場の少人数プランを利用する方法もある。
着席ビュッフェスタイルパーティ
全員に決まった席が用意され、料理はビュッフェ台までゲストがそれぞれ取りに行くパーティスタイルのこと。
ビュッフェスタイルパーティ
料理をビュッフェ形式にして、自由に取ってもらうスタイル。壁際などに多少のイスは用意するが、出席者各自に決まった席は用意しないのが一般的で、カジュアルな披露宴や二次会の際によく使われる。
デザートビュッフェ
デザートだけがバイキング形式のパーティスタイル。メインディッシュまでは着席スタイルの場合がほとんど。新郎新婦がカットしたウエディングケーキをサーブすることもある。ゲストが自由に移動できること、主役の2人もメイン席を離れてゲストと会話ができることなどが魅力。
ウェルカムドリンク
パーティの準備が整うまでの間、控え室などでゲストにふるまわれる飲物のこと。カナッペなどの軽食と一緒に用意されることが多い。一般的に料金は披露宴でのドリンク代に含まれるが、確認しておくと安心。
フリードリンク
飲み放題のこと。ビール、グラスワイン、ソフトドリンクなど、飲み放題に含まれるドリンクは基本決まっている。ゲストが対象外のものを注文すると、追加料金として2人が負担することになる。
特別料理
アレルギー体質の人や、お年寄りなど、通常メニューが合わない人のために特別対応する料理。ゲストの情報は事前にリサーチして、打合わせ時に料理長と相談して。
セレモニーケーキ
ケーキ入刀するところだけ生になった、入刀用ケーキ。背が高く、見栄えがするので写真映りがよい、豪華さを演出できるのがメリットで大きなバンケットに向いている。生ケーキの流行で利用は減ってきている。
クロカンブッシュ
小さなシュークリームをタワー状に積み上げて、飴で固めたデコレーションケーキのこと。フランスではウエディングに欠かせないケーキで、高さが高いほど結婚後の生活が豊かになるといわれる。また、ケーキ入刀の際に、シューを取って食べさせあう演出も。愛らしく個性的な雰囲気を演出できるが、飴を使うので夏場はやや取り扱いが難しい。
フラワーシャワー
チャペルの外でゲストから花びらのシャワーを受ける祝福のセレモニー。花の香りによって幸せを妬む悪魔から2人を守る清めとしての意味がある。独立型の教会・チャペルならほとんどの会場で可狽セが、館内の場合は難しい。フラワーシャワーに使う花は特に決まってなく、日本では生花よりも造花のフラワーシャワーが一般的だが、生花の花びらを使うとキレイ。
ライスシャワー
チャペルの外でゲストからお米のシャワーを受ける祝福のセレモニー。豊かに暮らせるように、子宝に恵まれますようにという願いが込められている。ライスシャワーができない会場もあるので事前に確認して。
バルーンリリース
挙式後にゲストがいっせいにバルーン(風船)を空に放つ演出。ガーデンや屋外でのセレモニー向き。色鮮やかなバルーンが飛んでいく華やかさが人気。
フラワーガール
チャペル式(教会式)で新婦入場の際に、バージンロードに花をまきながら新婦を先導する女の子のことをいう。親戚の子供に可愛いドレスを着せて挙式の演出の一環として参加してもらうことが多い。
リングボーイ
チャペル式(教会式)で新郎入場の際に、新郎の後からリングピローに乗せた結婚指輪を運ぶ男の子。親戚の男の子に可愛いスーツを着せて挙式の演出の一環として参加してもらうことが多い。
ブーケトス
挙式後、花嫁がゲストに向かって背中越しにブーケを投げる演出。これを受け取った独身女性は、次に花嫁になるという言い伝えがある。挙式用ブーケを手元に残したいなら、トス用ブーケを用意して。ミニブーケを複数用意して独身女性全員に贈る例もある。
ガータートス
花嫁のブーケトスの男性版。ガータートスは欧米で行われる、結婚式にかかせない儀式。新郎が花嫁のスカートの中に潜ってガーターを取り、独身男性に向かって投げる。それを受け取った男性は次に結婚するという言い伝えが。その演出をしない予定の花嫁さんもそっと左足にかわいいレースのガーターリボンをしておくのもOK。幸せの日につけたガーターはずっと記念に残るよ。
サムシングフォー
ヨーロッパに昔からある4つのサムシングを花嫁が身につけると幸せになるという言い伝え。サムシング・ニュー=なにか新しいもの、サムシング・ボロー=なにか借りたもの、サムシング・オールド=なにか古いもの、サムシング・ブルー=なにか青いものの4つ。
ラッキー6ペンス
白いパンプスの中に人知れず忍ばせる花嫁のおまじない。「靴の中に6ペンスコインを入れておくと幸せになれる」という昔ながらのラッキーアイテム。現在は6ペンスコインは流通していないので、ドレスショップなどで購入して。
ウェルカムドール
結婚式当日、2人の代わりにお出迎えするぬいぐるみや人形。ウエルカムボードに添えたり、受付にディスプレイしたり、お色直しの中座時に2人の代わりにメインテーブルに座らせておいたりと、場を和ませる演出効果もある。
ファーストバイト
ケーキカットの後、新郎新婦がお互いにケーキを食べさせあう演出。上手く食べさせられた方が、その後の新生活で主導権を握ることができる、という言い伝えがある。
シャンパントースト
新郎新婦がゲストとシャンパンで乾杯(トースト)すること。欧米に伝わる、新郎新婦の幸せと健康を願う意味が込められた儀式。新郎新婦が腕をクロスさせた姿勢でシャンパンを飲み干す。
TOP







inserted by FC2 system