家づくり用語 - ら行
ら行

ライトコート
建物の中心部分に採光や通風のために設けた吹抜けスペースのこと。中庭の一種。ライトコートに面する窓を設けることで、室内に光が取り入れられる。


RAL基準
ドイツの壁紙品質保証協会とドイツ品質管理・標識協会が作成した壁紙の安全基準。健康、環境など、配慮した内容は多岐にわたる。


リサイクル建材
建築系廃棄物を原材料として利用した建築資材。現在、「建設リサイクル法」の制定により、建設系廃棄物の最終処分量を削減し、建築資材の循環を図るために、「建築・解体時の資材の分別」とともに「リサイクル建築資材の製品化」や「リサイクル建築資材の利用」が推し進められている。具体的には、瓦の廃材や廃ガラスなどからタイルがつくられたり、工場用廃材を再利用した塗り壁材、廃プラスチックを利用した内装材や建材などが商品化されている。


リシン吹き付け
セメントと砂粒をまぜたセメントリシン、アクリル樹脂に砂粒を混ぜたアクリルリシンなどがあり、モルタル下地が硬くなる前に吹き付け、表面を粗くして仕上げる。


リノベーション
既存の建物に大規模な改修工事を加え、用途や機能を変更して性能を向上させたり価値を高めたりすること。具体的には、耐震・耐久性、耐火性、安全性などを向上させたり、冷暖房費などの省エネルギーの実現のために行われる。


リノリウム床材
木粉、コルク、亜麻仁油など自然素材ばかりでつくられた床材。耐久性が高い。焼却しても有害物質が排出されない。


リフォーム
住宅を、これまでより快適な形に増築、改築、修理、修繕すること。増築や間取り変更など居住スペースを大規模に変更するものから、扉1枚を交換するといった小規模のものまでを指す。


リボス
ドイツ・リボス社の塗装用製品。植物成分および密ろうワックスと、無毒・無害の顔料成分だけを使用。


琉球畳
縦と横の寸法が等しい正方形の畳。もとは沖縄で採れた、強度のあるい草を使用した畳のこと。


ルーバー
よろい戸のこと。窓などに、幅の狭い板を、縦に羽目板状に一定の傾斜を保ちながら、何枚も取り付けた装置のこと。その板の角度を調節することで、換気や採光を行うことができる。衣類収納の扉などに用いられたたり、板がガラスでできている、ガラスルーバー窓がある。ガラスルーバー窓は、小さいサイズでも換気能力を確保しやすいため、キッチンや浴室、トイレなどに利用されることが多い。


ルーフバルコニー
階下の住戸の屋根部分を利用したバルコニーのこと。一般のバルコニーに比べてスペースが広く、開放感がある。ルーフガーデン。


レンジフード
キッチンのコンロから出てくる煙や臭気を排気するために、コンロの上部に設置される設備のこと。笠状の空気抜き(フード)と換気扇を組み合わせてあり、より排気効果を高める給気機能付きレンジフードもある。


LOW-Eガラス
Low emissivity(低放射)ガラスの略称。放射率は、通常のガラスの0・85に対して、Low-Eガラスは0.1以下。 放射率が低いほど室内の暖房エネルギーを反射し、断熱性を向上させる。複層ガラスに使用すると、より断熱性・遮熱性を向上させることができる。


ローコスト住宅
一般的には、低価格で販売または建築された住宅のことを指す。ただし、「低価格」の定義により、その示す内容はさまざまである。例えば、坪単価で考えると、住宅の価格そのものが安い場合でも、面積が小さい場合は高額になり、面積の大きな家の方が坪単価は小さくなる場合がある。また、住宅のライフサイクルコスト(生涯コスト)まで考えると、当初の価格は安くても、その後の維持・メンテナンスなどに費用がかかり、トータルでは高額になってしまうことも考えられる。


ログハウス
丸太の家。丸太を水平に組み上げて壁をつくる、丸太組工法で建てられた建物。素朴な雰囲気が人気で、近年では自宅として建てるケースも増えてきた。


ロフト
小屋裏部屋のこと。最近では部屋の中空に設けた壁のないスペースのことも。寝室や書斎、収納スペースなど多目的に利用できる。

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