家づくり用語 - や行
や行

屋根材
住宅の上部に覆いとして取り付ける仕上げ材で、古くから用いられている瓦や彩色スレートのほか、鋼板や銅板、アルミ合金などの金属系の屋根材がある。瓦には、釉薬をかけて色を出した陶器瓦や、伝統的な銀色の色合いが美しいいぶし瓦、セメントなどでつくられるプレスセメント瓦、コンクリート瓦などがある。

ユーティリティ
家事を行うスペースのこと。一般にキッチンに接して設け、合理的に家事ができるようにしつらえる。

床下換気扇
床下の湿気を含んだ空気を、強制的に外に排出させるための、基礎部分に取り付ける換気扇のこと。床下の土台の木部分や床板、柱などの腐りや、シロアリの発生、カビの発生などを防ぐ。

床下収納
キッチンなどの床下に設置する収納スペース。床材と同一仕上げをしたフタを開閉して、収納したものを取り出す。電動で収納庫が床レベルまで上昇するタイプもある。床下の点検口を兼ねる場合もある。

床暖房
温水循環や電気発熱体で、床を加熱し、床から放射される輻射熱で部屋を暖める暖房のこと。輻射熱は壁や天井にいったん吸収されてから放射されるので、室温はそれほど高くなくても穏やかな暖かさをもたらしてくれる。さらに、室温にムラがないなどの特徴がある。室内に燃焼機器がないので空気を汚さず 、風を出さないため、ホコリやダニの死骸などのハウスダストが舞い上がるのも防げる。

ユニットバス
壁、床、天井、浴槽を一体化して工場で生産された浴室のこと。最近では、システムバスとも呼ばれる。FRPなどの素材を使って、浴槽と洗面が一緒になったものを2点ユニット、浴槽・洗面・トイレが一緒になっているものを3点ユニットと呼ぶ場合もある。

ユニバーサルデザイン
子供からお年寄りまで、家族の誰もが安全で健康的に暮らせるように配慮すること。具体的には、段差をなくした広い廊下、緩やかで手すりの付いた階段、手すりを設けた浴室やトイレなど。

輸入住宅
輸入住宅とは、海外の設計思想に基づいて50〜60%以上の輸入部材を用いて建てる住宅のこと。外観デザインから内部のプランニングまで、輸入先国の住文化を反映したものが多く、構造材はもちろん建具・造作から設備にいたるまで、かなりの部分が輸入部材で占められる。

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