家づくり用語 - ま行
ま行

宮大工
神社・宮殿の建築を専門とする大工。


むく材(むく)
張り合わせるなどの加工していない木材。木材の素材そのもの。


メイプル(材)
カエデ科の落葉広葉樹。欧米では高級家具材としてよく用いられる。特に鳥眼模様がついたバーズアイメイプルは人気。欧米のメイプルは白く長い材がとれる。国産のイタヤカエデは全国に分布し、欧米のものよりやや飴色がかっている。


免震構法
地震の揺れによる建物の破壊を防ぐため、地震の力が直接建物に伝わらないようにすること。またそのように工夫された構法のこと。免震装置によって、地震の揺れが吸収され、建物の揺れは、2〜3割程度になる。センサーなどによって強風などによる建物の揺れでは免震装置は働かないようになっている。基礎と上部の建物の間に、積層ゴムやダンパーを入れる方法などが開発されている。


木質パネル工法
天井、壁、床の面で家を構成する方法。基本的には2×4と同じだが、ハウスメーカーでは自社開発して工場で生産されるパネルを使用する。高気密・高断熱で耐震性に優れ、工場生産の利点を生かし短工期で家を建てることも可能。耐火仕様も多い。


木造枠組壁工法
基本的には、2×4工法や木質パネル工法と同じ、天井、壁、床の面で家を構成する方法。


木造軸組
日本の伝統的な家の建て方で、木造住宅の多くはこの方法で建てられる。柱、梁、桁、筋交いなどで家の骨組みをつくる方法。それぞれの長さが自由に決められるので、他の工法よりプランニングの自由度が最も高い。開口部が比較的大きくとれ、狭い土地や変形敷地に対応できる柔軟性をもった工法。


モジュール
建築で設計上の基準となる単位寸法。日本では尺モジュールが使われてきたが、1m単位のメーターモジュールで設計された住宅も増えている。

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