オンライントレード

オンライントレードとは、インターネット(オンライン)で株取引(トレード)をすることを言います。
パソコンから、インターネットを通して証券会社に直接アクセスし、売買発注します。
すべてネット上で行うのが基本的な流れとなります。

おおまかな流れは、実際に証券会社に行って売買を行うのと変わりはありませんが、証券会社の担当者を通さずに、好きな時間に自分で自由に売買できる(ただし、実際に取引所で売買が行われるのは取引所での時間内です)、という点が大きな特徴です。

発注などの具体的な流れは下記のようになります。

発注(証券会社への注文の委託)
対象とする銘柄、売り買いの別とともに、下記の事項を指定する必要があります。


1. 値段(指値・成行の別)
「指値(さしね)」とは、例えばA社の株価が1,000円以下なら買う、1,100円以上なら売るというように、特定の値段を指定して買い注文又は売り注文を発注する方法です。一方、「成行(なりゆき)」とは、文字どおり、値段がいくらかになるかは成り行きにまかせ、その時の相場で売る又は買うという発注方法です。

2. 数量
証券取引所での売買単位は、原則として、各上場会社が独自に定めた一定数量を最低売買単位として、その整数倍の株数で取引が行われています。

3. 注文執行時間
証券取引所の中で証券会社の注文が集まり売買取引が行われることを「立会」といいます。立会時間は、午前と午後に分けられ、午前立会は9時から11時まで、午後立会は12時半から3時までとなっています。


発注された注文は、取引所に伝達され、成行注文であれば、通常すぐに売買が成立します。また、立会開始時や、立会終了時というように希望する執行時を指定して注文の発注を行うことができます。


買付代金、売付株券の前渡し

新規に取引を行う時や、株券が手元にある場合の売付けを行う時などは、発注する際に、買付けならば買付代金を、売付けならば株券を事前に証券会社に渡すこととされています。

注文の送信、売買成立

投資者から注文の委託を受けた証券会社は、コンピュータ等を使ってその注文を証券取引所に送ります。証券取引所では、このようにして発注された多くの売り買い注文が銘柄ごとの注文控え(通称「板」)に集められ、一定のルールに従って売買が成立します。 成立した取引の値段は直ちに全国の証券会社や報道機関等へコンピュータで伝送されます。


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